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真宗大谷派(東本願寺)女性室 あいあうNET


男女両性で形づくる教団をめざす協議会 報告記事




2018年度 2018年10月4日(木)開催


日 時 2018年10月4日(木)10時45分〜16時30分
会 場 しんらん交流館
主 催 解放運動推進本部 女性室




 女性室では、性差別に関する問題の取り組みが教区において継続されることを願い、「男女両性で形づくる教団をめざす協議会」を開催しています。2018年度は10月4日、しんらん交流館大谷ホールを会場に、東北連区7教区、東海連区6教区及び福井教区(昨年度欠席教区)を対象に開催し16名が出席しました。

 開会式の後、藤場芳子女性室スタッフから「女性室の歩みと願い」として趣旨説明を行いました。はじめに女性室の願いが「御同朋・御同行」という生き方の実現に尽きると述べたうえで、性差別は見えにくい差別であると提言。教団の歩みの紹介の中で、1991年に女性の住職就任が条件付きで認められたのち数年かけて制度上の性差別は解消されましたが、それに伴い「坊守制度」「寺院継承」などの課題も明らかになってきました。制度が整って平等になったとおさめてしまうと、性差別の課題が見えにくくなります。生活の場においても性差別の視点を見失いがちになり、ともすると私的なことにすり替えられ不問にされることを指摘しました。

 また、現在の取り組みとして『御文』における「五障三従の女人」等の表現について検証を進めていることや、男女の二元論では語れない問題、多様な性(LGBT)についての学びなどを挙げました。

 午後からの班別協議会では、寺院で生活する中で、また日常の中で性差による疑問を感じたことがあるかということや、「男女両性で形づくる教団という表現」「聖教における性差別的な表現(五障三従・変成男子等)」についてどう思うか、また今後の教区における活動等について話し合いました。「「男女両性形づくる教団」という表現が男女二元論にとどまっているが、多様な性を認めあえる教団であることを願うスローガンを発信してほしい」「寺院の現場では、女性が法衣を着用してお参りすることに違和感を持つ方がいる」などの意見がありました。

 全体協議会では、各班の報告後、各々が教区に持ち帰ってどのように課題を伝えていくか、その方法や課題を共有しました。日程の途中にはカフェタイムを取り入れ、自由な交流時間も設けました。